日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/07.産業 | |
01.絵画 | |
07.産業 | |
大日本物産雙録 | |
明治13 | |
1880 | |
絵師:広重III 落款: 本名等:安藤徳兵衛 版元:平野屋楢葉周平 日本橋区新和泉町一番地 | |
技法:錦絵 法量:605×722 | |
数量:1 | |
37TA/00245 | |
00351 | |
解説:1879(明治10)年に『大日本産物図会』の揃物(本資料のNo.20~No.60にそのうちの一部あり)を作った広重が、得意の分野を使っての双六である。前記の揃物と同様、陸奥・出羽を羽前・羽後のように細分して全74コマで完成させている。揃物では作品が未確認の16国(羽前、上野、石見など)についても、ここではそれぞれの産物名を挙げ図を添えている。しかし、これで全国の物産図が完成したともいいきれない。例えば、未確認のなかの石見は、産物として緑磐を挙げてあるが、その図は揃物の日向の緑磐製の一部をそのまま使用している。このほかの分についても、個別に検討を加える必要があろう。 | |
史料群概要 | |
画像有 |