| 日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
| 37TA | |
| 01.絵画/08.商業 | |
| 01.絵画 | |
| 08.商業 | |
| 江戸名物菓子双六 | |
| (1843~1847) | |
| 1843~1847 | |
| 絵師:国芳 落款: 本名等: 版元:古賀屋勝五郎 本郷弐町目 | |
| 技法:錦絵 法量:383×514 | |
| 数量:1 | |
| 37TA/00247 | |
| 解説:江戸の著名な菓子店と名物菓子を組合わせた双六であるが、原表題は不明。現在は浅黄色の表紙に貼題箋で『江都名物菓子双六』とあるが、明らかに後筆で原表題ではない。刊年も不明だが、板元の古賀屋は幕末~明治に活動しており、作者の国芳が一勇齋と称したのが万延までとされるので、本図の版行は安政ごろ(1854~1859)と考えられる。 近世も末期になると菓子の種類もふえて、人気の商品で有名な菓子店も多かった。本図に登場する店を、嘉永6(1853)年刊『細撰記』で照合すると、以下のようになる。金沢とすゝき(鈴木)は干菓子屋に、土手の大福と永代だんごとあべ川はだんご屋に、浅草のかみなり(雷)はおこしに、金龍山、あわもち(粟餅)、おてつは餅屋に、それぞれの店名が採録されている。これ以外の店も、その土地では名の売れた店であったろう。下段の、八里半(焼芋)、しほせんべい(塩煎餅)、かりんとうは、特定の店舗でなく、江戸の名物として多くの店で扱ったものである。 | |
| 史料群概要 | |
| 画像有 |


