日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/07.産業
01.絵画
07.産業
信州本場
絵師: 落款: 本名等: 版元:   
技法:錦絵 法量:387×257
数量:1 
37TA/00328
00441
解説:信州は古くから馬産地として知られ、放し飼いにするための区画を意味する牧を地名に含む土地も、信州各地に多い。表題の″信州本場″が信州全体をさして本場というのか、信州のなかで本場とされる地区であるのか、いずれとも判明しない。出版人の欄に″信州上田本場蚕種師″とあるが、上田には本場という地名は見当たらない。従って、固有名詞とは考えられない。 図は、牧場に放されている馬群を描いて、いろいろな馬の姿態をかきわけているが、彫と摺はやや粗雑である。作者名の春江には、小田切春江という尾張藩士の画家がいるが、彼は細密な風景画を描いており、本図の作者と確定しにくい。
史料群概要
画像有