日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/03.経済・金融
01.絵画
03.経済・金融
東京名所蛎売町米市場
明治8
1875
絵師:広重III 落款: 本名等: 版元:八丁堀松栄   
技法:錦絵 法量:245×367
数量:1 
37TA/00343
00459
解説:日本橋の蛎穀町周辺は、江戸時代から米穀の市場と密接な関係をもつ商人が多く、いくつかの米市の存在が知られている。これが明治以後に、小網町の東京商社、蛎穀町の中外商行会社の設立へとつながる。図中の商行会社は、中外商行会社のことで設立は明治7(1874)年であった。同社は米商会社と合併して同9(1876)年に蛎穀町米商会社、同16(1883)年の東京米商会社を経て、同26(1893)年に東京米穀商品取引所へと発展する。背後には、これも明治5(1872)年に赤坂から移転してきた水天宮の社殿と鳥居が描きこまれている。
史料群概要
画像有