日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/05.交通・通信
01.絵画
05.交通・通信
東京市街鉄道馬車往復之図並ニ名所一覧
明治23
1890
絵師:国利 落款: 本名等: 版元:荒川藤兵衛  日本橋区馬町二丁目九番地 
技法:錦絵 法量:355×710
数量:3続 
37TA/00351
解説:鉄道馬車の路線を詳しく紹介した東京の市街案内である。新橋を起点として日本橋を通過した辺で分岐して、上野、浅草、浅草橋と巡環する路線の状況が、これで明白となる。分岐する本町辺は、道幅が狭くなるため、北行と南行が別の道路を使用していることや、万世橋と浅草橋の橋上は単線になっていることがわかる。これに対し、京橋・日本橋・今川橋は複線が敷設されていた。橋と、橋が架かっている道路が占める地位によって、道幅や橋の強度に差があったからであろう。
史料群概要
画像有