日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/03.経済・金融 | |
01.絵画 | |
03.経済・金融 | |
〔新淀川造幣局夜景〕 | |
明治18 | |
1885 | |
絵師:芳国 落款: 本名等:野村与七 版元:池田房治郎 〔切断〕町二番戸 | |
技法:錦絵 法量:211×329 | |
数量:1 | |
37TA/00355 | |
00527 | |
解説:本図に題名はつけられていないが、淀川の右岸に1871(明治4)年に開設された大坂造幣寮を対岸から眺めた夜景である。造幣寮は、1877年に造幣局と改称して今日に続いているが、とくに4月中旬に構内の桜花を一般に公開する″通り抜け″の行事が有名である。本図では中心に造幣局をおいているが、前景の淀川に大小4隻の舟を配した構図にも工夫がある。蒸気の外輪船は川浪を立てて進み、船内の様子は影絵に映っている。手前の櫓舟は二挺櫓だが、1人は休憩中である。中程には2隻の小型舟が描かれているが、そのうちの1隻は帆舟で、恐らくこれは猟舟であろう。 | |
史料群概要 | |
画像有 |