日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/03.経済・金融
01.絵画
03.経済・金融
大阪天満川崎 貨幣鋳造所之図
絵師: 落款: 本名等: 版元:   
技法:錦絵 法量:381×513
数量:1 
37TA/00356
00528
解説:大阪での貸幣鋳造計画は、明治元年に北区新川崎町一番地に建設を始め、翌2年7月に建築も半ばに達したが、同11月に失火のため大半を焼失してしまい、改めて着手して翌3年8月には大略完成に至り、翌4年2月15日から3日間にわたって開所式を挙行した(『明治大正大阪市史』第七巻)。本図の説明に「……大半御出来ニ付、当七月十五日十六日諸民拝見被免……」とあって、同2年とも3年とも解釈できるが、確定しにくい。内部を図解するため吹抜の画法を用い、工作機械の描写に線描を使うなど、一般の風景とは違った仕上りになっている。(『明治開化期の錦絵』より)
史料群概要
画像有