日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/02.教育 | |
01.絵画 | |
02.教育 | |
教導立志基 四十五 | |
明治18 | |
1885 | |
絵師:清親 落款: 本名等:松木平吉 版元:松木平吉 両国吉川町二番地 | |
技法:錦絵 法量:361×242 | |
数量:1 | |
37TA/00361 | |
00536 | |
解説:『教導立志基』という揃物の四五番であるが、この揃物が全部で何枚になるかは不明である。次号が四八番になっているので、最小でも48枚にはなる。画家は本図が清親、次号が探景であるが、両人が全部を分担したかも明らかでない。解説文は2枚とも″東江述″と同一人であるが、作者の実像もわからない。 本図では福地源一郎を取上げている。生年を天保14年としているが、いまでは同1841)年が定説となっている。旧幕時代にも通訳として渡欧し、明治政府になっても岩倉使節団に随行している。その後は文筆業に転身し、本図は西南の役に従軍記者として活動した様子を描いたものであろう。1874(明治7)年には東京日日新聞に入社し、1881(明治14)年に社長に就任している。同紙は政府支持の方針で、その論調を続けた。後年は著述に専念し、評論のほか、史書、小説、劇作など多方面に活躍した。雅号は桜痴という。 | |
史料群概要 | |
画像有 |