日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/07.産業
01.絵画
07.産業
教導立志基 四十八
明治22
1889
絵師:安治 落款: 本名等:松木平吉 版元:松木平吉  両国吉川町二番地 
技法:錦絵 法量:364×249
数量:1 
37TA/00362
00537
解説:『教導立志基』の四八番目。ここに取上げられた田中鶴吉は1855(安政2)年生れの幕臣の子で、説明文にある″商館のボーイ″になったのは11才の時だったという。以後、これも説明文にあるようにアメリカへ渡って製塩業を習得し、帰国して日本で事業化を試みた。場所は東京湾であったが、天候に災いされて失敗した。説明文にある嫁島の所在は不明確だが、一説では小笠原諸島で計画したという。だが、これも実現することなく、再び渡米したが、その後の消息は明らかでなく、没年も知られていない。
史料群概要
画像有