日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/07.産業
01.絵画
07.産業
浪花百景 柴嶋晒堤
絵師:国員 落款: 本名等: 版元:名和板   
技法:錦絵 法量:241×180
数量:1 
37TA/00365
解説:柴島(くにじま)は、大坂の淀川と中津川の分岐点の北岸にある地名である。その堤を利用して布木綿を晒すことが江戸時代に盛んに行われ、自然状態がよいためもあって、以前から著名であった奈良晒に劣らぬ品質という評価もあり、柴島晒の生産量は多かった。一方で、図のように堤に敷き並べられた晒布の白さが、雪が積もったようにみえて佳い眺めであるため、晒堤という別称があり、この風景を観賞する川船での行楽もあったという。
史料群概要
画像有