日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/11.風俗・娯楽
01.絵画
11.風俗・娯楽
開化廿四好 馬車
明治10
1877
絵師:国周 落款: 本名等:荒川八十八 版元:武川清吉板  須田町四番地 
技法:錦絵 法量:333×230
数量:1 
37TA/00413
00608
解説:深艸將將(深草少將)は、小野小町に恋慕して九十九夜まで通ったが、あと一夜を達成できずに悲恋に終わったという伝説上の人物。能の『通(かよい)小町』によって演劇化され、歌舞伎にも多く脚色されている。 開国後に、外国人の乘物として始めて日本人が目にした馬車であるから、平安時代の深草少將が利用できるはずもないが、幾夜も通ったということで、この組み合わせを考えたのであろう。 No.400参照。
史料群概要
画像有