日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/05.交通・通信
01.絵画
05.交通・通信
芝口汐留橋ヨリ鉄道舘一覧之図
絵師:芳虎 落款: 本名等: 版元:沢村屋清吉梓  神田須田町西側 
技法:錦絵 法量:357×721
数量:3続 
37TA/00451
00658
解説:蒸気車の始発駅である新橋駅を、汐留橋側から俯瞰で描いたものである。新橋駅については改めて説明するまでもなく、文明開化の象徴的存在であったから、多数の錦絵が作成されている。本図もその中の一点である。汐留は現在も残っている古い地名であり、そこに架けてある橋を汐留橋といったが、1870(明治3)年に本図の左端に描かれている蓬莱社が建ったために蓬莱橋と変更されており、更に1874(明治7)年5月には鉄橋に架け換えられたという。本図の版行は、極印から同年8月と推定されるから、図は旧型のままで変更されていないことになる。(原島)
史料群概要
画像有