日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/08.商業
01.絵画
08.商業
江戸名所尾張町之図
文久3年
1863
絵師:芳宗 落款: 本名等: 版元:山に清  
技法:錦絵 法量:363×743
数量:3続 
37TA/00458
00665
解説:現在の銀座通りでいえば、4丁目の辺を京橋側から新橋方向へむかって、大名の行列が通行している場面である。通行人らは、いわゆるの土下座の形で道端に座って平伏してこれを見送っている。行列は、まだまだこの3倍ぐらいの長さに達するはずで、見送る側は容易ではない。背景となっている、ほてい屋と恵比寿屋は、江戸でも著名の呉服屋であった。図の右端、京橋側の木戸に接して建っているのが自身番屋(略して番屋ともいう)である。町内の自警・消防を任務としたから必ず半鐘を釣した火の見櫓が設けてあった。(原島) (採寸情報)右・中央・左の版とも絵がつながらないが、すきまなく合わせた寸法を表記した。右は361×249mm、中央は360×248mm、左は360×246mm。(青木睦)
史料群概要
画像有