日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/08.商業
01.絵画
08.商業
風俗画報 泉州堺魚市之図
絵師: 落款: 本名等: 版元:   
技法: 法量:266×376
数量:1 
37TA/00468
解説:画風などからみて明治後期に刊行された『風俗畫報』所収の挿画であることは明らかである。この一葉が、同書の全478号のうちの何号に収載されているかと検索しようとしたが、これまでに公表されている検索手段では解決できなかった。魚市とはいっても、水揚げした浜先での取引であるが、これが堺の魚市の特色であった。漁港としての堺は中世から盛んであり、恐らくその頃の取引形態が後年まで維持されたものであろう。集る漁船は和泉国のほか紀伊国からも来て、毎朝、螺貝を吹いて市が始り、買いとられた魚介類は大阪や京都へ運ばれたという(『和泉名所図会』巻一)。魚市が開かれるのは、近世では南郷が紺屋町浜、北部が柳之町浜の両所であったが、維新後は大浜通など4か所で開設されたりして変更があった(『堺市史』巻三)。しかし、本図がどの浜の状況を伝えたものであるかは判定できない。(原島)
史料群概要
画像有