日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/05.交通・通信
01.絵画
05.交通・通信
大阪府鉄道寮ステン所之図
明治7
1874
絵師:貞信II 落款: 本名等: 版元:柴久・京直梓、西岡板  神戸東札場内八幡町、大坂淀屋橋筋高麗橋南ヘ入 
技法:錦絵 法量:375×734
数量:3続 
37TA/00469
00677
解説:関西における鉄道敷設は、新橋‐横浜間に遅れること4カ月の明治3年7月に線路測量を開始したが、大阪‐神戸間の開業は東京より2年遅れて同7年5月、大阪‐京都間は同9年9月にそれぞれ仮開業となり、京都‐神戸間の全通開業式は同10年2月5日に行われた。図はS字形に蛇行しながら、中段に尼ステン所(尼ヶ崎)、西の宮、上段に三の宮を経て左上辺に終着の神戸ステン所がみえている。発行は恐らく京都開通以前の7年後半であろうか。なお、板元の西岡の部分が、大坂新町東口八尾善(八尾屋善助)に変っている全く同じ図が残っている。(『明治開化期の錦絵』より)
史料群概要
画像有