日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/10.地理
01.絵画
10.地理
〔東京名所〕 雑司谷鬼子母神 北豊島郡
絵師: 落款: 本名等: 版元:  
技法: 法量:83×68
数量:1 
37TA/00484-019
00711
解説:解説文の末尾にある″会式″は法妙寺の行事で、鬼子母神は法妙寺の境内にある。しかし、平常は鬼子母神への参詣人が主流であった。祈願は安産と子育てにあるが、日本では法華信仰と関連する例が多く、台東区入谷の真源寺や千葉県の中山法華経寺のものが有名である。妙法寺の会式には、境内で小鳥の雀焼や里芋の田楽、紙製の蝶や萱の穂で作ったで梟などが売られた。とくに梟は他にはない珍しい郷土玩具として、会式の日以外にも売られて現在に至っている。なお、雑司谷は1872(明治5)年に、駒込の染井墓地と同時に霊園として造成された。(原島) ≪「東京名所」≫についての解説はNo.484-01を参照。
史料群概要
画像有