日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/10.地理
01.絵画
10.地理
〔東京名所〕 本門寺 荏原郡池上村
絵師: 落款: 本名等: 版元:   
技法: 法量:80×65
数量:1 
37TA/00484-021
00713
解説:本門寺は日蓮宗の開祖である日蓮が1282(弘安5)年に療養のため身延から常陸へ向かう途中に立寄った池上で没したことから建つ日蓮宗の重要な寺の一つ。寺の創建には諸説があるが、没後7年目の1288(正応元)年にその頃の領主池上宗仲の後援で建立したという説が有力である。図の解説に日朗上人が修造したとあるのがこれに当る。ただし、その前文にある″文元年″は正応元年の誤りであろう。近世に徳川氏が江戸に幕府をおいたため、地理上で有利となり、直接または間接に被護を受けた。現存する五重塔は関東で最古の年代をもつが、2代将軍秀忠の乳母が発願したものと伝えられる。(原島) ≪「東京名所」≫についての解説はNo.484-01を参照。
史料群概要
画像有