日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/10.地理
01.絵画
10.地理
〔東京名所〕 目黒不動 荏原郡目黒村
絵師: 落款: 本名等: 版元:  
技法: 法量:82×63
数量:1 
37TA/00484-022
00714
解説:江戸の五色不動といって、目青・目赤・目黄・目白・目黒の5体の不動明王があった。このうち目白不動は現存しないのに地名だけに残り、ほかは有名なことで目黒不動にかなわない。目黄不動は3~4か所もあって正確なことは不明である。目黒の地名は鎌倉幕府の御家人目黒氏の本拠に基くというから、不動様の目の色と地名との所縁で人気を得たのであろうか。近世の初期にすでに多数の参詣人を集めていたという。近世後期に江戸で大流行した富籤の開催会場として、谷中感応寺・湯島天神とともに目黒不動が″江戸の三富″に数えられたのも、平常の参詣人の多さが認められたのであろう。(原島) ≪「東京名所」≫についての解説はNo.484-01を参照。
史料群概要
画像有