日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/08.商業
01.絵画
08.商業
日本看板考 播磨屋久兵衛
絵師: 落款: 本名等: 版元:   
技法:絵葉書 法量:142×92
数量:1 
37TA/00499-006
00753
解説:大阪うなぎ谷にある播磨屋久兵衛という質屋の看板である。将棋の駒の形をした質屋の看板は、店内へ入ると金(かね→きん)に成るという洒落だという説が江戸時代から行われているが、質物に盗品が持込まれるのを取締まるため、質屋営業の免許証である鑑札を店頭に掲示したのが本来の起源ではないかと考えている。将棋の駒型の看板の上に付いているのは、不用になった質札の束で、取引量の多さを示す目的もあったろうか。この質札の束を含めたものが、質屋の看板の原型なのかもしれない。(原島)≪「日本看板考」≫ についての解説はNo.499-01を参照。
史料群概要
画像有