日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/10.地理
01.絵画
10.地理
東京開化名景競 よろいばし
明治7
1874
絵師:国政IV 落款: 本名等: 版元:辻文板   
技法:錦絵 法量:367×250
数量:1 
37TA/00517
00797
解説:東京日本橋の下流、兜町と小網町との間に架かる木橋。江戸時代には渡船での往来であったが、江戸橋から茅場町へかけて駅逓寮(No.336参照)、通商司(後の証券取引所)、第一国立銀行(No.494参照)など新政府の経済機能を背負う施設が次つぎに創建されるのに合わせて、新政府の為替方をつとめた三井・小野・島田の3組が交通の便を計って明治5年に共同で架設したことで有名となった。後に、明治22年になって逆Ⅴ形の鉄骨を重ねた鉄橋に改めたが、短くて小さい橋に似合わぬ頑強な構造で人目をひいた。現在は形も変り、高速道路の下に組み入れられてしまった。(『明治開化期の錦絵』より)
史料群概要
画像有