日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/05.交通・通信
01.絵画
05.交通・通信
上野高崎間鉄道之図
明治17
1884
絵師:重清 落款: 本名等: 版元:武川清吉  日本橋区本銀町二丁目十二番地 
技法:錦絵 法量:336×710
数量:3続 
37TA/00554
00834
解説:現在の高崎線は、まず上野‐熊谷間が明治16年7月に開通し、翌年5月に高崎まで延長した。従って、出板日は5月以降となる。上下各3本の運転で、運賃は下等でも1円と大工職の2~3日分の手間賃なみであったが、沿線住民の出京には便利な交通手段として開通がまたれていた。図面は地図とは無関係に、上野から高崎までをS字形に並べ、そのうち上野駅から赤羽辺までが前面に拡大され、王子駅周辺は稲荷社や著名料理店と製紙工場(No.89参照)が紹介されているが、荒川を越えた大宮以遠は駅名を順に記すだけとなっている。(『明治開化期の錦絵』より)
史料群概要
画像有