日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/09.政治 | |
01.絵画 | |
09.政治 | |
枢密院会議之図 | |
明治21 | |
1888 | |
絵師:周延 落款: 本名等: 版元:綱島亀吉 日本橋区馬喰町二丁目十四番地 | |
技法:錦絵 法量:376×731 | |
数量:3続 | |
37TA/00566 | |
00846 | |
解説:枢密院は、1888(明治21)年4月に、天皇の最高諮問機関として設置された。組織は、元勲および練達の人から選ぶと規定した。当初の任務は大日本帝国憲法草案を審議することであった。その帝国憲法のもとでも、国務大臣と並んで枢密顧問官を設定して存続した。本図にも描かれているように天皇が出席する機関であり、藩閥勢力の牙城として、政党や議会の活動を抑制する機能を持っていた。図には32名の議員名を掲げてあるが、議長の伊藤博文の名はない。しかし、図の中には、右端の天皇の手前に独立した机にすわる形で、伊藤を描いている。(原島) | |
史料群概要 | |
画像有 |