日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/10.地理
01.絵画
10.地理
大阪名所 四天王寺西門の景
明治28
1895
絵師:基春 落款: 本名等: 版元:古島竹次郎  大阪東区安土町三丁目十三番邸 
技法:錦絵 法量:187×254
数量:1 
37TA/00580-003
00872
解説:四天王寺は、6世紀末の推古期に創建されたという伝承もあるが、以後しばしば被災と再建をくり返してきた。1895(明治28)年に作成された本図の社殿も1945(昭和20)年に戦災で焼失した。寺院に神式の鳥居の組合わせは日本では珍しいことではないが、特異な光景ではある。石の鳥居は寺の西門(さいもん)の外に建っており、もとは木造であったものを1294(永仁2)年に石造に改めたという。鳥居に掲げられた扁額には「釈迦如来、転法輪所、当極楽土、東門中心」とあり、弘法大師の筆蹟と伝える(『摂津名所図会』巻二)。(原島) ≪「大阪名所」≫についての解説はNo.580-01を参照。
史料群概要
画像有