日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/10.地理
01.絵画
10.地理
大阪名所 天満天神社
明治28
1895
絵師:基春 落款: 本名等: 版元:古島竹次郎  大阪東区安土町三丁目十三番邸 
技法:錦絵 法量:187×256
数量:1 
37TA/00580-007
00875
解説:大阪の天満宮は、天暦年中(947~957)の創建と伝えられる。菅原道真が大宰府へ左遷されたのが901年で、天満天神として祀られるようになったのが10世紀の中ごろといわれるから、伝承の通りとすれば大阪の天満宮は最古の部類に属する。しかも、創建の時から現在地に鎮座したと伝えるから、その歴史は古い。天満宮で有名なのは、毎年の例祭(6月25日、現在は7月25日に実施)に神輿を船に乗せて難波橋から夷島へ運ぶ俗に鉾流し神事と呼ぶ神輿渡御である。岸には桟敷を組んで見物し、川には遊船が出て、花火も打ち上げられ、大阪市内が一色に染まる大祭礼行事である。(原島)≪「大阪名所」≫についての解説はNo.580-01を参照。
史料群概要
画像有