日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/07.産業 | |
01.絵画 | |
07.産業 | |
内国勧業博覧会之図 | |
明治10 | |
1877 | |
絵師:清親 落款: 本名等:小林清親 版元:松本平吉 吉川町二番地 | |
技法:錦絵 法量:375×735 | |
数量:3続 | |
37TA/00583 | |
00891 | |
解説:博覧会場となった上野の山内一帯を、不忍池を前面に据えて腑瞰でとらえた全景は、油彩画をみるようで、風景版画家として一天地を確立した清親の作風を示すものである。構図全体に比して少ない人物の点描が、清親独特の静寂な雰囲気を作り出しており、しかも会場に向って坂を歩む人物に添えられた影法師が、光線に注目したというだけでなく図上に時刻と暖かさをもたらしている。版元は大黒屋の屋号をもち、清親の初期作品を多く手がけたことで知られている。(『明治開化期の錦絵』より) | |
史料群概要 | |
画像有 |