日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/07.産業 | |
01.絵画 | |
07.産業 | |
豊年万作之図 | |
(1815~1842) | |
1815~1842 | |
絵師:貞虎 落款: 本名等: 版元:蔦屋重三郎板 浅草並木町 | |
技法:錦絵 法量:375×762 | |
数量:3続 | |
37TA/00594 | |
00909 | |
解説:稲作の播種から収穫までの過程を絵画にする歴史は、四季図、耕稼図などの名称で、屏風絵・襖絵にも多くの作品が遺されていて、長い伝統をもっている。本図もまた、そのなかの一点であって、種子まき、田起し、苗代、田植、灌漑、脱穀、米すり、俵詰め、俵結い、蔵入れの作業を、3枚続のなかに納めている。背景にある神社が、鎮守でなく稲荷社になっているのは、稲作との所縁を強調したものであろう。作業する男性に比べて、女性の服装が野良着になっていないのは、この種の錦絵に共通する特性といえよう。(原島) | |
史料群概要 | |
画像有 |