日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/10.地理
01.絵画
10.地理
新撰江戸名所 浅草金竜山観世音之図
絵師:広重I 落款: 本名等: 版元:   
技法:錦絵 法量:250×368
数量:1 
37TA/00595
00910
解説:本図が描く浅草観音は、初代広重も何度となく描いたと思われるほどの、江戸の名所であった。広重が晩年に作成した『名所江戸百景』では、手前にある仁王門の大提灯の下半部をかすめた浅草寺の雪景を描いている。本図では、仁王門をくぐり抜けて山門の前面から、奥の本殿を中心に、五重塔や門前の茶店と多数の参詣人が描かれている。参詣人は、老若男女とさまざまであるが、菅笙をかぶった一行は地方からの旅行者が観光に訪れたものであろう。(原島)
史料群概要
画像有