日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/08.商業 | |
01.絵画 | |
08.商業 | |
東京尾張町之図 | |
明治2 | |
1869 | |
絵師:芳年・年景 落款: 本名等: 版元:土橋政田屋板 | |
技法:錦絵 法量:357×735 | |
数量:3続 | |
37TA/00599-001 | |
00914 | |
解説:図は布袋屋の店先を馬車が行きかう場面であるが、現在の銀座四丁目の交差点付近にあたる商店街で、布袋屋の先には亀屋、恵比寿屋と続き3軒の呉服店が並んでいた。この時代、すでに通貨役所としての銀座は日本橋蛎殻町へ移転しており、正式町名の尾張町で呼んでいた。通称として銀座が浮上するのは煉瓦街に一変してからのことである(No.626参照)。その意味で、維新直後のまだ江戸時代の景観を残した最終期の尾張町中心部であるが、そこにも馬車という近代交通機関が早くも姿を現わしているのが暗示的である。(『明治開化期の錦絵』より) (採寸情報)右・中央・左の版とものりしろを重ねずに台紙に貼付されているが、のりしろを除いた合計寸法を表記した。のりしろを含めた各1枚の寸法は、右357×248mm、中央は356×248mm、左は357×248mm。(青木睦) | |
史料群概要 | |
画像有 |