日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/12.貿易
01.絵画
12.貿易
〔開港当時神奈川港の摺物〕 蛮国西洋物産奇品之図説 全
絵師: 落款: 本名等: 版元:   
技法:木版墨摺 法量:226×333
数量:1 
37TA/00611-035
00954
解説:表題に″西洋産物奇品″とあるが、採り上げている4品は、エジプトのミイラ骨、フランスの虫目鏡、イギリスの船中僧、フランス船の黒人であって、後半の2件は奇品とはいえず、虫目鏡(検微鏡)もこの時代には奇品ではなくなっていたはずである。文字通り奇品といえるのは人骨であるが、薬用としてヨーロッパ人が買入れているというのは、西洋を蛮国と呼ぶ意識のなかにある、異文化への誤った理解があったからであろうか。(原島) ≪〔開港当時神奈川港の摺物〕≫についての解説はNo.661-01を参照。
史料群概要
画像有