日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/07.産業
01.絵画
07.産業
明治七年三月一日ヨリ百日之間 御所之内大博覧会之図
【明治7年3月1日】
1874
絵師: 落款: 本名等: 版元:津川半右衛門板  東丸太町川端東入 
技法:木版墨摺 法量:360×490
数量:1 
37TA/00613
00958
解説:図上に明記されていないが、京都御所を会場とした第三回の京都博覧会の会場案内図である。京都での博覧会開催は1871(明治4)年10月と早かったが、その時は古器物を中心とした展覧会で会場は本派本願寺であった。翌年3月に本願寺のほか建仁寺と知恩院を会場として開催した博覧会を第一回京都博覧会としている。以後1884(同17)年まで会場は変更したが毎年開催して第十三回に及んでいる(『京都の歴史』第八巻)。第二回は会場を京都御所および仙洞御所に移し、本図の第三回もこれを継続して新たに大宮御所を加えている。この時は外国製の機械で蒸気運転を試みたというが(前掲書)、図は御所内の建物の案内に終始して博覧会の内容には及んでいない。(原島)
史料群概要
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