日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/07.産業
01.絵画
07.産業
新潟県主催壱府十一県聯合共進会々場之図
明治34
1901
絵師:玉英 落款: 本名等: 版元:綱島亀吉  東京市日本橋区馬喰町二丁目十四番地 
技法:錦絵 法量:391×730
数量:3続 
37TA/00617
00962
解説:新潟市で1901(明治34)年8月10日~9月30日に開催した1府11県の聯合共進会は、新潟県が始めて取組む共進会であった。2年前の1899年に物産陳列館の設立と共進会の開催が商業会議所から県知事へ提案され、これを受理した県側は、白山公園の隣接地に陳列館の建設を決定し、翌年5月に着工して約1年後に落成した。その工費は65千円に達したが、共進会を開催するための増設と会場費に合計45千円を要したというから、総額は11万円を越す巨額事業であった。これだけの準備をした甲斐があって、出品物は38千点余となり、入場者は合計21万8千人余、1日平均4200人という破格の反響を獲得することができた。閉会後は、会場の1部を県物産陳列館に使用した。(『新潟市史』下巻)。(原島)
史料群概要
画像有