日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/07.産業 | |
01.絵画 | |
07.産業 | |
岡山城内博覧会略図 | |
明治12 | |
1879 | |
絵師:貞信II 落款: 本名等: 版元:武内弥三郎発兌 岡山浜田町 | |
技法:錦絵 法量:270×378 | |
数量:1 | |
37TA/00625 | |
00970 | |
解説:岡山城内を会場とする博覧会は、正式には岡山民立博覧会という株式会社組織で、明治12年4月1日に開場した。同10年に東京で開催した第一回内国勧業博覧会に触発されたようにみえるが、それより4カ月も前に県が補助費の支出を決めるなど独自に計画していたものであった。運営は会社になっているが、実体は県の勧業課が主導した。博覧会の構成は、図中の説明にもあるように、農業館、機械館のほか動物畜養所、植物園や美術・茗莚合奏とならんで古器物館と書画揮毫が併置してある。出品点数は5294点、6月14日までの会期中入場者は14万人余で、30日以上が雨天であった悪条件にしては成功とみられる(No.128参照)。貞信は、ほぼ同じ構図を拡大して大錦5枚続に作り、同じ板元から発行している。(『明治開化期の錦絵』より) | |
史料群概要 | |
画像有 |