日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/08.商業 | |
01.絵画 | |
08.商業 | |
新版主従心得寿語禄 | |
嘉永5 | |
1852 | |
絵師:芳藤 落款: 本名等: 版元:金松堂辻岡屋文助版 堺町楽屋新道 | |
技法:錦絵 法量:720×486 | |
数量:1 | |
37TA/00630 | |
00975 | |
解説:表題は『主従心得』であるが、商人の出世処世訓を画像で双六にしたものである。上りを″福徳長者初春の茶番″としているのが、それを象徴している。徒弟制の商人修行で通過する、初宿下り、中登り、番頭、隠居番頭、出みせを無事に克服できれば、上りの福徳長者に到達できる。それを阻害するものが、酒や色ごとであり、具体的には穴這入りやかけおちなどが挙げられる。遊戯用の双六ながら、担当名主の極印を受けており、多色刷の色重ねも正確で、後年の同種の図版にみられるような色ずれがなく、丁寧に作られている。(原島) | |
史料群概要 | |
画像有 |