日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/12.貿易 | |
01.絵画 | |
12.貿易 | |
横浜海岸通リ之真景 | |
明治5 | |
1872 | |
絵師:広重III 落款: 本名等: 版元:辻岡屋亀吉板 | |
技法:錦絵 法量:356×713 | |
数量:3続 | |
37TA/00635 | |
00980 | |
解説:諸外国の商館、領事館などが建ち並ぶ横浜の海岸通の街並みを海上から眺めている。横浜の外国人居留地は、安政5(1958)年の修好通商条約(安政五ヵ国条約)の中で定められ、安政6年より外国人の居住が始まった。居留地内は、不平等な条約によって日本の主権の及ばない一角となり、後に条約改正の重要な懸案となるのだが、幕末から明治初年においては、西洋建築や外国人の姿に対する好奇心から、これらを描いた錦絵が人気を博す。本図が描かれた1872(明治5)年には、東京の変化の方がめざましく、横浜への関心は薄れ錦絵も下火になっていた。 震災後、手前の海岸を埋め立て山下公園が作られて今日に至っている。(田島) | |
史料群概要 | |
画像有 |