日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/07.産業 | |
01.絵画 | |
07.産業 | |
官許昇龍水器械拾六本建畧図 | |
絵師: 落款: 本名等: 版元: | |
技法:木版墨摺 法量:245×331 | |
数量:1 | |
37TA/00685 | |
01049 | |
解説:低位にある水を、器械を使って高位へ運ぶ工夫は、農業や鉱業の生産に欠かせないため、古代から考案されてきた。つるべや足踏み水車のような単純な構造のものから、次第に高度な技術を要するものへと発達を重ねてきたのも、揚水器に対する期待と需要が大きかったからにほかならない。当コレクションの中にも、2種の揚水器がNo.301、No.302に収集されている。 本図は、16本の積杯を水車の回転で歯車を作動させて掲水しようとする図面である。図でみる限り、大掛りな割に引揚げられる高さはそれほど高いとはいえないようにみえる。図面に年代の明記がないため断定はできないが、恐らく幕末期のものであろう。(原島) | |
史料群概要 | |
画像有 |