日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TA
01.絵画/07.産業
01.絵画
07.産業
京都博覧会場図
明治15
1882
絵師: 落款: 本名等: 版元:小泉伝次  下京第八組唐戸鼻町五百七十二番地 
技法:木版墨摺 法量:376×486
数量:1(1、袋1の内)
37TA/00705-001
01074
解説:京都では1872(明治5)年に第一回を開催して以来、毎年のように博覧会を開いた(No.613の解説を参照)。本図には回数が明示されていないが、発行の明治15(1882)年から推定すると第十一回の会場案内図である。第二回以来、会場としてきた京都御所が、1880(同13)年ころから建築物の保存を考えるようになって、御所を含む一帯を京都御苑とし、そこに常設の博覧会場を建設することとし、翌1881(同14)年1月に竣工している。従って、本図の第十一回は京都御苑を会場としてからの2回目ということになる。図でみる限り、それほど大きな施設とはみえないが、100日の会期中に13万5千人余が入場したという(『京都の歴史』第八巻)。(原島)
史料群概要
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