日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/07.産業 | |
01.絵画 | |
07.産業 | |
東京上野公園 水産博覧会 | |
明治16 | |
1883 | |
絵師:中島仰山 落款: 本名等: 版元:水産博覧会事務所 | |
技法:錦絵 法量:513×372 | |
数量:1 | |
37TA/00717 | |
01120 | |
解説:第一回と第二回の内国勧業博覧会を実施した時点で、個別分野の博覧会を志向したなかから、水産関係の博覧会が企画されたのであろう。準備は開催の1年前の1882(明治15)年に始まっている(当館蔵『祭魚洞文庫旧蔵水産史料』参照)。本図の説明文によれば、日本全国の水産業を集めて、漁具・漁法などの生産手段を始め、繁殖や保護、あるいは加工品の製造方法に至る、漁業の全般的な問題を解決する目的で開催している。そのために、所管庁である農商務省のほかに、大蔵省と文部省が協力しているのが注目される。本図は、同博覧会開催を宣伝するポスターを目的としているため、下段は特定の地域に限定せず、魚貝類から海獣類までの絵図や、漁法、ノリ生産、カキ養殖などを1枚の図にまとめて入れてある。なお、同会で優秀出品に授与される褒賞図案がNo.437に所蔵されている。(原島) | |
史料群概要 | |
画像有 |