日本実業史博物館準備室旧蔵資料 | |
37TA | |
01.絵画/06.雑 | |
01.絵画 | |
06.雑 | |
外国人物図画 魯西亜 | |
万延1年 | |
1860 | |
絵師:芳虎 落款: 本名等: 版元:山に庄 | |
技法:錦絵 法量:376×254 | |
数量:1 | |
37TA/00732 | |
01136 | |
解説:ともに楽器を手にした男女の魯西亜人を描く。男は風琴様の楽器を、女は小形の金管楽器をもつ。女の服装は上下の2部式であるが、ことに左前で合せた上着は袖の形や開いた襟の間に見える下着らしいものなど、何とも不思議な風俗である。また男女ともに顔の一部を白く抜いているのが何を意味するものか不明である。しかし作者の芳虎は、同じ年に『万国づくし』の連作でアメリカ人・オランダ人・イギリス人などを描き、翌年には魯斉亜人を含む五箇国人を描いたほか、外国人が登場する作品を多く手がけている。そうした芳虎にしても、この程度の知識というべきであろうか。(原島) | |
史料群概要 | |
画像有 |