日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TI
02.広告/08.運送業/02.運輸業
02.広告
08.運送業
02.運輸業
東京横浜往返蒸気弘明船招帖
午(明治3年)7月11日より
1870
発行者:荷物運贈所 三河屋徳兵衛、但馬屋金治郎、松坂屋宇右衛門||発行者住所:永代橋下、大川端町 築地大波止場向 南新堀一丁目河内屋徳兵衛前蔵ニ而
印刷様式:一部色刷(木版) 367×487
1枚
37TI/00006
01143
下半分に弘明丸の船体を多色刷りで描き、上半分に説明文を記してある。説明文によると、同船は横須賀製鉄所で新造された外輪蒸汽船で、貨客船として就航した。吃水が浅いため隅田川を永代橋下まで入ることが可能という。東京を朝9時、横浜を2時に出航する1日1往復で、乗船賃は並級が1人金2分であった。但し、持込の荷物は“小風呂敷包壱ツ”に限られ、それ以外は大小により相当の賃銭を払わねばならなかった。(2003年度原島陽一客員教授作成)
史料群概要
画像有