日本実業史博物館準備室旧蔵資料
37TI
02.広告/16.不詳
02.広告
16.不詳
多嘉木虎之助
(文化12~天保13ころ)
(1815-1842)
出版人:坂本丁川口板||画家:一勇斎国芳
種別:錦絵||印刷様式:色刷 382×260
1枚
37TI/00104-001
01282
裸身に大刀を帯した男が、水中の異形の動物を捕えている竪判の錦絵。画中の注記に“日向国の住人、諸国武者修行折、相模国田村川にて川虎(かっぱ)生捕”とある。但し、同国に田村(現、平塚市)は存在するが田村川は確認できない。同村の東を流れる相模川に対岸の一之宮村との間を結ぶ田村の渡しがあり、恐らくその辺を田村川と称したのであろうか。“かっぱ”は仮想上の生物であるが、ここには狸に似た姿で描かれている。(2003年度原島陽一客員教授作成)
史料群概要
画像有